「ボーナスが少ないけど投資を始めたい」「まずポイント投資から試してみたい」という方も多いのではないでしょうか。
ボーナスが少額でも、あるいは投資が初めてで怖いと感じる方でも、ポイント投資・少額投資から始めることで「投資の体験」を積みながらリスクを学べます。
この記事では、ポイント投資・少額投資の始め方と、ボーナスを使った少額投資の効果的な方法を解説します。基本的な使い道は夏ボーナスの使い道完全ガイドも参照してください。
ポイント投資とは何か
ポイント投資とは、楽天ポイント・Tポイント・dポイントなどのポイントを使って投資できるサービスです。現金を使わずに投資体験ができるため、「投資が怖い・もったいない」という方の入門として最適です。
- 楽天証券×楽天ポイント:楽天ポイントで投資信託・株式を購入できる
- SBI証券×Tポイント:Tポイント・Vポイントでファンドを購入
- 松井証券×dポイント:dポイントで投資体験
少額投資の主な方法

①単元未満株(ミニ株)
通常100株単位の日本株を1株から購入できるサービスです。1株数百円〜数千円から始められるため、ボーナスが少額の方でも有名企業の株主になれます。
②積立NISA・つみたて投資枠
月100円〜積み立てられるNISAのつみたて投資枠は、少額から始める最も効率的な方法です。ボーナス時に少額でも追加拠出することで、複利効果を最大化できます。
③自動積立サービス(ロボアドバイザー)
ウェルスナビ・THEO(テオ)などのロボアドバイザーは、1万円から自動的にポートフォリオを組んで運用してくれます。投資の知識がなくても始められる反面、手数料がやや高め(年1%程度)です。
④仮想通貨(少額・リスク高め)
ビットコインなどは数百円から購入できますが、価格変動が非常に大きくリスクが高いです。投資全体に占める割合は5%以下に抑えることを推奨します。
ボーナスが少額でも効果的な使い方
ボーナスが10万円以下の場合でも、以下の方法で効果的に資産形成ができます。
- まず緊急予備資金を作る:10万円を緊急予備資金として貯金(緊急予備資金)
- NISAに少額でも入れる:1万円からでもNISA口座でインデックスファンドを購入
- 自己投資に使う:スキルアップ・資格取得に使うことで収入増加のリターンが期待できる(副業・スキルアップ投資)
少額投資を続けると10年後にどうなるか(試算)

毎月1万円+ボーナス時5万円(年2回)=年22万円を年率5%で運用した場合
- 5年後:元本110万円 → 約124万円
- 10年後:元本220万円 → 約277万円
- 20年後:元本440万円 → 約722万円
少額でも長く続けることで複利の力が発揮されます。
少額投資を続けるための3つの仕組み化
少額投資を長続きさせるコツは「意志力に頼らない仕組み」を作ることです。
①自動積立の設定
証券口座の自動積立機能を使い、給与日または翌日に自動でNISAへの積立が行われるよう設定します。「お金が手元に来る前に投資に回す」先取り投資が最も継続率が高い方法です。
②ボーナス月に追加拠出の習慣
毎月の定額積立とは別に、ボーナスが入ったら決まった金額(例:5万円)を追加でNISAに入れるルールを作ります。年2回のボーナスで計10万円を追加するだけでも、10年後・20年後の差は大きくなります。ボーナス全体の管理方法はボーナスを賢く管理する方法で解説しています。
③投資記録をつける(可視化)
マネーフォワードMEや証券会社のアプリで資産推移をグラフで確認する習慣をつけると、「増えていく実感」がモチベーション維持につながります。
少額でも効果が出るポートフォリオの作り方
ボーナスが10〜20万円程度の方でも、以下のシンプルなポートフォリオから始められます。
- 全世界株式インデックスファンド(eMAXIS Slim全世界株式など):70〜80%。1本でほぼ全世界の株式に分散投資できる最もシンプルな選択肢
- 国内債券または高利回り定期預金:10〜20%。リスクを抑える安定資産として保有
- J-REITまたは高配当ETF:10%程度。配当・分配金収入のための保有
高配当ETFについては高配当株・ETF投資、REITについてはREIT不動産投資でそれぞれ詳しく解説しています。
よくある質問(Q&A)
Q. ポイント投資は実際に意味がありますか?
資産形成の金額的な効果は小さいですが、「投資の体験・慣れ」という点で非常に価値があります。投資の怖さを減らすための最初の一歩として最適です。
Q. ボーナスが5万円しかありません。投資に回してもいいですか?
まず緊急予備資金が十分でなければ貯金を優先してください。緊急予備資金が確保できていれば、2〜3万円をNISAに回すことは十分に意味があります。貯金vs投資の判断は貯金vs投資どっちが正解?を参考にしてください。
Q. ロボアドバイザーとNISAの積み立てはどちらが良いですか?
コストを考えると、NISA口座で低コストのインデックスファンドを積み立てる方が長期的には効率的です。ロボアドバイザーは手間をかけたくない方向けで、コストは高くなります。
まとめ:少額からでも「投資の習慣」を作ることが大切
ボーナスが少額でも、投資を始めることそのものに大きな価値があります。ポイント投資で体験を積み、少額のNISA積み立てを続けながら、ボーナスが増えるにつれて投資額を増やしていく習慣を今から作りましょう。